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- リユースパーツを使用した際のCO2削減数値は、どんな考え方で算出しているの?
- LCA※の考え方に基づき、新品部品を生産する際に発生するCO2排出量と、リユースパーツを生産する際に発生するCO2排出量の差を、リユースパーツを使用した際のCO2削減数値としています。
また、われわれは「CO2」だけでなく、GWP※を基に、5つの温室効果ガス(CO2/CH4/N2O/SF6/PFC)をCO2換算した数値を使用しています。
※LCA(ライフサイクルアセスメント)…製品の原材料調達から、生産、流通、使用、廃棄に至るまでのライフサイクルにおける投入資源、環境負荷及びそれらによる地球や生態系への潜在的な環境影響を定量的に評価する手法です。
※GWP(グローバルウォーミングポテンシャル)…二酸化炭素を基準に、その気体の大気中における濃度あたりの温室効果の強さを表すもの。
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- CO2削減数値は、リユースパーツの何部品に対応しているの?
- 現在「90部品(左右合わせて115部品)」に対応しております。これは、NGPの売上上位約91.4%※の部品に該当し、今後も研究を続けていくことで、対応部品数を増やしていきます。
※2017年8月現在
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- CO2削減数値は、どんな車種に対応しているの?
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軽自動車/セダン/ハッチバック/ミニバン/SUV/トラック、ほぼ全ての車種に対応しております。
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- CO2削減数値の信頼度はどのくらいなの?
- おおよその予測値であることをご理解ください。
部品1点1点、実際に分解調査を行ない、LCAソフトを使用すれば、CO2削減数値を算出できることは分かりました。しかし、全車種、全部品を分解調査することは現実的ではありません。
我々は車の車検証情報などから、部品ごとに最も適切な値を選びCO2削減数値を算出しております。
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- CO2削減数値のデータは更新されないの?
- 研究は引き続き続けて参りますので、データは更新されていきます。
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- 公開されているCO2削減数値を使用していいの?
- 使用する際は、出典元(出典:NGPエコプロジェクト)/最新バージョン情報(Ver.NGP1708)を記載の上、ご使用ください。
産学共同研究の内容に関すること、研究成果(ダウンロードデータ)の利用に関することは、お問合せ下さい。
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- 産学共同研究に参加することはできるの?
- 産学共同研究の理念に共感し、同じ志を持っていただける企業様であれば喜んで参加をしていただきたいと思いますので、お問い合わせください。
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2024年8月
- リユース部品利用に
伴うCO2削減量
- 1,723t
- リターナブル梱包利用に伴うCO2削減量
- 0.4t